自動車保険の新しい等級制度とは

 

自動車保険の等級制度は2012年から新制度が導入されています。一度事故をするだけで同じ等級でも3年間は事故等級とも言えるようなぐらいの保険料になります。

事故をしたとしても、自分で払える金額ならば支払ってしまった方がいい場合も多くなっていますので、無駄に保険料が高くならないようにしっかりと理解してきましょう。

新等級制度の導入

自動車保険は新等級制度が2012年に開始されました。

その目的は保険料を事故をした人とそうでない人によって分けることで、保険料の公平性を図ることが目的です。

今までは事故をした人も事故をしていない人でも、等級が同じであれば基本的には同じ保険料で保険に加入することができました。

しかし、新等級制度が開始されたことによって、事故をした場合同じ等級であっても違う割引率が適用になります。

それによって、10等級から更新時に11等級になった車と14等級から事故をして3等級ダウンの11等級になった場合とでは割引率に22パーセントの差が生まれることになりました。

俗に言う「事故等級」というものです。

その事故等級は事故後の3年間は適用になり、先ほどの例では11等級から14等級に戻るまでの3年間はその割引率が適用になります。

等級が下がらない事故も1等級下がる

事故の中には等級が下がることも上がることもない、等級据え置き事故というものが2012年までは存在していました。ただし、新等級制度の導入で等級据え置き事故はなくなりその事故は等級が1ダウンする事故に変わりました。

そして等級1ダウン事故であっても「事故等級」が適用になり、保険料は一気にあがることになります。

新制度によってその金額の差は?

先ほどの11等級に下がった場合の割引率の差は22パーセントですが、これは同じ等級で比べた場合であり、同じ状況の車が事故をしなかった時と事故をしなかった時では、保険料の割引率はもっとかわります。

具体的な数字で考えてみると14等級で無事故だった場合は15等級にあがりますので、割引率は51%。

事故をした場合は3等級ダウンの11等級に下がり、さらに事故有りの割引率が適用されますので割引率は23%です。

その差はなんと、28%にもなり保険料は事故しない場合に比べ3割近くも上がる計算になります。

しかもそれは3年間続くことになりますので、実際には3年間で1年分並みの保険料を支払うことになります。

ちなみに事故をする前に10等級だった場合はもっと差が広がり、事故なしの11等級と事故有りと7等級ですので、その差はなんと40%に広がります。

保険はできるだけ使わない方がいい

さきほどお伝えした通り、事故をすれば保険料が一気にあがります。

例えば年間の保険料が5万円程度だった場合で考えると、3年間で15万円の保険料の差が生まれるわけですね。

さらに、そのあとも等級がもどるわけではなく、4等級の差が生まれています(1等級アップせずに3等級ダウンしているので合計で4等級ダウン)それだけでも毎年の保険料は5000円程度も変わってきます。そこから等級が追いつくのは20等級になる6年後です。

その6年間での保険料の差は単純計算でも3万円。

実際保険料の差は18万円にものぼるわけです。

さきほど言った5万円程度だった場合で11等級だった場合で計算してみると、その合計は40万円程度になります。

金額が安い事故では保険を使わない選択を

保険を使用すると一気に保険料があがり余分に保険料が高くなることは実感していただけたかと思います。

ですのでその金額より事故でかかる費用が安い場合は保険を使わずに自分で支払ってしまった方が、総額は安くなる計算になります。

本当にお金が出せない場合は別ですが小さい事故では保険は使わない方がいいですね。

特に自損事故であれば、自分の車を治すだけで相手もいないのでその治療費や、車の修理費を支払うこともありませんので、金額は低くなる傾向があります。

そういった場合には今後の保険料と事故の損害を照らし合わせて、保険を使うかどうかを決めましょう

車両保険を見直せば自動車保険料はもっと節約できる

さきほど言った通り自損事故では保険は使わないということを決めてしまえば、自動車保険の車両保険を「車対車プラスA」にすることも可能です。

車両保険を見直して保険料を安くする

車両保険を一般から車対車プラスAにした場合の保険料の削減は30%程度です

こうやって保険をうまく活用することができれば自動車保険はもっと安くできます。

事故は複数の場合は事故等級の期間も複数倍

事故が起きた時の事故等級の適応は3年間です。

そしてその事故等級中に事故をした場合や、同じ年にもう一件事故を起こして保険を使用した場合はその適応期間もその倍の6年になります。

例えば、10等級で1度事故をして7等級に下がり、その翌年も1回事故をした場合には4等級まで下がります。

さらに事故等級の適応期間は6年間になりますので、結果的にもとの10等級に上がるまではずっと事故等級のままということです。

 

 

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