自動車保険の種類 -BAP-

 

自動車保険は大きく分けて3つにわけられるのはご存知ですか?

その内容によって「BAP」「PAP」「 SAP」の3つに分けることができます。

今回はその中でも「BAP」のお話です。

BAP(Basic Automobile Policy)

BAPとはベーシックオートモービルポリシーの略で日本語では「普通自動車保険」という名前で呼ばれています。

自動車保険とは、以下の6つの保険の組み合わせでできている保険です。

  • 対人賠償保険
  • 対物賠償保険
  • 搭乗者傷害保険
  • 自損事故傷害保険
  • 無保険車傷害保険
  • 車両保険
  • 人身傷害保険

その組み合わせによって自動車保険の名称が変わってきます。

その中でも一番シンプルでかつ、保険料も安いのがBAP普通自動車保険となります。

BAPには上で紹介した7つの補償をすべて、バラバラで洗濯できるようになっていて、その組み合わせを自分で選ぶことができます。

ただし、BAPの特徴として事故時の示談交渉サービスが一切ついてきません。
(あくまで基本補償としてです)

まずは補償内容をすべてご紹介します。

対人賠償保険

対人賠償保険とは、自動車を運転している時に事故を起こしてしまい、相手を怪我をさせてしまった時の賠償をあなたに変わってしてくれる賠償保険です。

内容は相手の怪我の治療費はもちろん、後遺傷害の慰謝料、通院に対する慰謝料、そして怪我によって仕事を休んだときの休業補償も含まれています。

対物賠償保険

対物賠償保険とは、自動車を運転していて建物や物を壊してしまった時にあなたにかわってその修繕費用などを賠償してくれる保険です。

内容は建物の修繕やその修理費用、そして相手の車の修理費用なども入ってきます。

建物にぶつけてしまった時はその建物が商業ビルであった場合、その休業補償もその保険金の対象におなっています。

搭乗者傷害保険

搭乗者傷害保険とは自動車事故で怪我をしてしまった時に、その通院や入院の日額や死亡した際にその上限金額が保険金として降りる保険です。

相手の車がいる場合に降りる保険です。

自損事故傷害保険

自損事故傷害保険とは、事故の相手がいない単独の事故の場合に、入院日額通院日額や死亡保険金の補償をしてくれる保険です。

無保険車傷害保険

無保険車傷害保険は、相手がいたとしても相手の車が無保険だった場合は相手からの補償が期待できません。

そんな時でも補償してくれる保険です。

車両保険

車両保険は事故をしたときに、自分の車が破損したその修理費用を補償する保険です。

BAPのメリット

BAPのメリットはすべての保険がバラバラで選択できますので、無駄のない自動車保険をあなたにあわせて作ることができるところです。

例えば他の保険(PAPやSAP)では必ず付帯される搭乗者傷害保険や無保険車傷害保険や自損事故傷害保険をBAPでは補償から外すことが可能です。

この3つの保険は実はあとから出てきた人身傷害保険である程度補償仕切れるのですね。ということは、PAPやSAPでは無駄な保険料を支払わないといけない可能性があります。

BAPでは一つずつ自分で選ぶことができますので、自分が必要な保険を必要なぶんだけ加入することができるので、保険料が節約できる。

これがBAPのメリットです。

BAPのデメリット

BAPのデメリットで一番大きいのは「示談交渉サービス」が一切ついてこないことです。

そして、SAPやPAPのようにパッケージになっておらず、すべて自分で考えて選ばなければならないということ。

メリットはデメリットにもなるということですね。

自動車保険のこと、そして自動車をのることのリスクがわかっている人なら、BAPで自分好みの自動車保険を作ることは可能なのでしょうけど、実際にはそんな人は少なく基本的にはSAPやPAPを選ぶのが妥当だと思います。

示談交渉サービスがないということ

さきほど伝えたとおり、BAPには示談交渉サービスがついてきません。

これがどういうことなのかと言うと、事故をした際にすべての交渉を自分で行わなければならないということです。

事故したあとの相手の保険会社とのやりとり、修理見積もりを使って相手に保険金の請求をしたり、自分の治療費も自分で支払って請求をする必要があります。

さらに一番ややこしいのが、過失割合を決めるための交渉です。

ここを間違えれば、事故被害者であるのに加害者になってしまったり、こちらの方が金額を多く支払うことになりかねません。

しかも交渉の相手は保険や事故のプロである保険会社の事故担当者です。

交渉において通用するような、人はなかなかいないと思います。

そうならないためには、弁護士に頼むことになるのですが、そのための弁護士費用も必要になります。

保険を選ぶ時も事故をした時も自己責任。保険料が安い代わりに自分が動かなければいけない。それがBAPだと思います。

実際には加入する人は少ない

上記でお話したとおり、BAPは現代の自動車保険ではかなり遅れている自動車保険だと思います。

実際に個人で加入している人を私もみたことはありません。

昔の名残で残っている保険なだけであって、実態のない保険と言えるかもしれません。

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