地震によって車両損害が起きた場合は補償されるの?

 

Q:地震によって車両損害が起きた場合は補償されるの?

A:基本的には補償されません。ただし保険会社によっては損害の一部を補償してくれます。

地震による車両の損害は基本的に補償されません。

地震による車両損害とは地震によっておきる様々な事が起因して起こる損害の事を言います。

例えば地震のゆれによっての損害はなかったとしても地震によって出来た地割れに落ちてしまった場合、これは地震が起因となって起きた事故ですので、補償されません。

ただし保険会社によっては一部を補償してくれる会社もあります。

自動車保険では地震は免責

自動車保険では地震を起因とする事故での損害については免責となっています。

免責とは「責任を免れる」と書きますが、保険の約款の中に免責事項というものが存在し、その条件内である場合は保険金はおりませんよという意味です。

これは地震だけでなく、地震の項目で言えば「地震・噴火・津波」が一つの免責事項として成り立っています。

(免責事項は「地震・噴火・津波」のほかにも「戦争や紛争」など多数の免責事項があります。)

この免責事項は地震の揺れや噴火や津波が直接的に、事故の原因になった場合もそうですが、間接的に地震が起因となり起こった事故もふくまれます。

ちなみに「地震・噴火・津波」が起因の事故とはどういったものかと言いますと

  • 地震によって、家屋が倒れ車が下敷きになった
  • 軽い地震で高い場所に置いてあった植木鉢が車の上に落ちて、上部を損傷した

地震によって、家屋が倒れ車が下敷きになった

これは地震の揺れが直接自動車に損害を負わせたわけではありませんが、これは地震が起因の事故となります。

なぜかというと、地震によって家屋が倒れたということは地震がなければその損害は起きなかったわけです。

ですので、これは地震による損害ですので、補償されません。

軽い地震で高い場所に置いてあった植木鉢が車の上に落ちて、上部を損傷した

これは地震とは無関係そうですが、地震による免責の対象です。

なぜならその植木鉢が地震によって落ちてきたからです。

これは地震が起因となる事故になるために補償ができません。

 

なぜ免責になるの?

「地震・噴火・津波」がなぜ免責になるのかというと、保険のもともとの性質は「誰か一人の損失をみんなで負担しよう」という考えのものです。

ですので地震や津波では、一度に非常に多くの方が大きな損害を被る形になりますので、みんなで負担することもできないのが現状です。

そして保険会社としても地震ほどの同時に多くの災害が起きた時に補償していると、保険会社は潰れてしまいます。保険会社が潰れてしまうと、もちろんそこで働いている人も困ることになりますが、その保険会社に加入している一般の多くの人たちも困ることになります。

積立型の保険とかもありますしね。だから保険会社は社会的に責任を背負っていることもあり、保険会社はなかなか潰れることもできないのです。

ただ、余談でありますが家を守る保険においては地震保険というものが存在します。

これは国が主導で商品を作っており、保険会社と共同で運営している保険です。

これにおいても、たとえ全壊したとしても建物の時価総額の50%が限度額となっており、保険料も非常に高いのです。

国が運営していたとしても、そのレベルなので保険会社からすると到底抱えたくないリスクだということですね。

一部補償してくれる会社も存在する

お伝えしている通り自動車保険では、「地震・噴火・津波」は免責となっています。

ただし、保険会社によっては地震を起因とする損害の時も補償の対象と出来る特約を用意している場合もあります。

どの会社も車両金額の全額ではなく、車がないと困る人のためにとりあえず他の車両を用意出来る金額のみ補償されるだけのような金額です。

その一部を紹介します。

チューリッヒ|地震による車両全損一時金特約

チューリッヒでは地震によって車両が全損した場合に限り、違う車両を用意するための一時金を出せる特約を用意しています。

その限度額は50万円です。

加入条件は車両保険をフルカバーの一番高い「車両一般+ワイドカバー」に加入することが条件となっております。

車両保険はもともと自動車保険のなかで保険料が一番高い保険です。

それをワイドカバーにすることで、保険料はかなり高くなりますし、さらに特約の保険料も必要です。それでも補償の上限金額は50万円です。

アクサダイレクト|地震等車両全損一時金特約

アクサダイレクトにもチューリッヒと同じような特約があります。

アクサでも車両全損時に、最大50万円というのは変わらずです。

ただしチューリッヒと違ってアクサダイレクトでは「一般」だけでなく「車対車+A」の補償でもこの特約をつけることができます。

地震の補償をつける場合はアクサダイレクトの方が安く抑えられるかもしれませんね。

ただし、保険料は車種や年齢条件などで保険会社によって大きく変わってきますので、保険料が安いかどうかは見積もりをとってみる必要があります。

 

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