法人から個人へ等級は引き継げるの?

法人から個人へ等級は引き継げるの?

 

Q:法人から個人へは等級は引き継げるの?

A:条件はありますが可能です。

自動車保険の契約をしていて、その自動車保険を個人に引き継ぐことは可能です。

もちろん、個人から法人への引き継ぎも可能です。

ただしそれには条件があって、個人から法人や法人から個人になった場合にはその事業を続けていることが条件になります。

個人から法人に自動車保険を引き継ぐ場合

自動車保険を個人から法人に引き継ぐ時の条件は、

  • 個人事業主として事業を行っていた
  • 法人成りした時点ですでに自動車保険に加入していた
  • 個人事業主と法人で同じ事業を行っている

以上の3点をすべて満たした場合のみ、自動車保険を継承できます。

保険会社の考えとしては、同じ事業を扱っているのなら、事故に遭う確率も同じであろうという観点ですね。

法人から個人に自動車保険を引き継ぐ場合

法人から個人に自動車保険を引き継ぐ時の条件は

  • 法人を解散すること
  • 法人を解散したあとも同じ事業をしていること

以上の2点をすべて満たした場合のみ自動車保険を継承できます。

個人をメインにした保険会社では引き継げない

上記の条件が揃っている場合でも引き継ぎができない場合があります。

いまは少なくなっているんですが、通販系の自動車保険では個人から法人への引き継ぎを断る場合があります。

通販系の自動車保険ではリスクを極限まで減らして保険の契約を行っているので、断られるんですね。

ただ、

その場合は、代理店系の保険会社へ乗り換えをする必要があります。

余談ではありますが法人を運営するうえでは代理店系の保険会社との付き合いがあってもいいとは思います。

引き継ぎができない具体例

引き継ぎができない場合の具体例はどんなものがあるのでしょうか。

具体例をあげてご紹介します。

法人から個人

  • 法人を解散しない場合
  • 法人を解散しても、事業を続けない場合

法人を解散しない場合

法人から個人に自動車保険を引き継ごうとした場合に引き継げない理由で一番多いのが、「事業を解散しない」ということです。事業を長年やってきて、自分は事業を勇退して誰かに事業継承をした場合、その事業は継続されます。

その事業を継続するということは、その自動車保険は代表者のものではなく法人のものになります。

法人が解散しない限り、自動車保険を引き継ぐことはできません。

法人を解散しても、事業を続けない場合

法人を解散した時に、その事業を個人事業主として引き継がない場合は自動車保険の引き継ぎができません。

これはその事業を行っているからこそ、事故のリスクが同じだと考えられるからです。

例えば、会社の重役を乗せるような車であった場合は大抵の場合が安全運転をします。

その重役が、法人から個人になり自分で運転するようになった場合は、かなり荒い運転をするかもしれませんよね。しかもまず運転者さえも変わってきます。

事故をリスクがまったく違うのなら、自動車保険は引き継ぎをできないのです。

個人から法人

  • 事業の初期から法人で活動する場合
  • 個人事業主から法人になるときに事業を引き継がない場合

事業の初期から法人で活動する場合

事業を始める時に最初から法人で立ち上げた場合、個人で加入している自動車保険を引き継ぐことはできません。

これは、新たな事業を始める場合は運転する時間や距離が大幅に変わることもあります。

そして法人になれば、運転者はあなたの家族ではなく会社の社員が運転することになりますのでまったく事故のリスクが違う。

ですので引き継ぎをすることができません。

法人なりする前とあとで事業内容が違う場合

個人事業主で事業をしていて法人なりした場合も、自動車保険は引き継げないことがあります。

それは法人化前後で事業内容が違う場合です。

事業の内容が違えば、運転じかんや距離や運転者も変わる。だから自動車保険の引き継ぎすることはできません。

 

引き継ぐメリット

自動車保険を引き継ぐ際のメリットはいくつかありますのでご紹介します。

  • 等級を引き継げる
  • 自動車が増えた時に複数台割引をうけられる
  • 会社の経費で保険料を支払える

等級を引き継げる

自動車保険を引き継ぐことでの一番のメリットは等級をそのままに自動車保険に加入できることです。

等級は無事故であれば1年に1等級ずつあがっていおきますが、スタートは6等級です。最高は20等級。

等級によって割引率は大幅に変わり、6等級と20等級では保険料が半額になります。例えば会社での自動車保険は20等級だた場合に、引き継ぎなく個人で自動車保険に入った場合は同車種同条件であっても保険料は約2倍になります。

等級の引き継ぎだけでこれだけのメリットがあります。

 

自動車が増えた時に複数台割引をうけられる

保険会社によっては同一名義同一被保険者の自動車保険が複数あると、その台数によっては保険料の割引が可能です。

さらに10台以上契約があれば、フリート契約というものが可能です。

フリート契約では年数をかけて、等級をあげていかなくても2年目には割引率を最高までうけることができます。

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